(旧)松下寿電子製 DVDドライブ(SW-9573) 修理手順 Ver 1.03
他のSW-957*系も手順は同じはずです。違ったらスマン。

使用した道具:ダイソーの台湾製電工ドライバー プラス #1、ダイソーの台湾製ケース入り瞬間接着剤、普通のゼムクリップ1本

DVDレコーダーから取り外されたSW-9573です。
まずはトレー側を手前の向きで裏返し、親指を本体に、他の指をフタにおき、親指を奥の方向に押します。
すると5mm程フタが手前にずれるので、そのまま上に持ち上げます。
コネクタ側を上にして立て、





左右2ヶ所のネジを取り外します。
外した状態。
コネクタ側を手前にして寝かせ、裏蓋を外したときと同じ手順で上蓋を外します。
指掛け指押し
フタが手前方向に動いたら親指と中指でフタを持ち上げます。
この時、力を入れすぎても入れなすぎても外れません。程よい力で。
上蓋を外した図。
赤丸の4箇所の取り外します。
外しているときに中で何かが動く音がしても無視します。
緑矢印のツメを親指の爪で中心方向に押します。

もしかしたら右側も同じようにやる必要があるかもしれません。

そして中蓋を持ち上げ、裏返すと





ディスク押さえがこのようになっています。このようになっていれば定番の故障パターンです。
爪で何とかして円形磁石を外します。
蓮状の中心部(ディスクモーター)がこの円形磁石が元あった場所です。
ここからは素早く行う必要があります。

円形磁石に瞬間接着剤を1,2滴塗り、全体にのばします。
この時、円形磁石の裏表を間違えないように。
瞬間接着剤を塗ったらすぐにディスクモーターに持って行き、突起に合わせて円形磁石を置いて親指で1分ほど押さえ続けます。
ここまで修理、ここから組み立て
ゼムクリップを伸ばした物を赤丸の部分に差し込み、トレーが少し出るまで奥に押すと1cmほどトレーが動きます。
そしてゼムクリップに用はもう無いので抜きます。
写真のように親指を本体枠、人差し指をトレー後ろに掛け、トレーを手前に引きます。

この時、先端まで行くとトレーが「ガタン」と外れてしまうので、トレーの高さとちょうど合うものを下に置いて支えます。
写真では瞬間接着剤のケースを使っています。
トレーを出したまま中蓋を置き、黒いツメを左右2ヶ所引っ掛けます。
ツメを引っ掛けたらトレーの支えはもう必要ないので退けます。
写真のように指を掛けてトレーをゆっくり押し、残りが3cm位になったら一気に押し込みます。
トレーを閉めたら最初のほうで外した中蓋ネジ4本を取り付けます。
中蓋ネジ取り付けたら、次は上蓋取り付けます。
既定の位置より5mm程手前にフタを置くと、





このようになります。
写真のように手を掛け、親指でカバーを押し、他の指で本体を逆方向に押してフタをロックします。
フタのロックができたら本体を立て、左右2ヶ所のネジを取り付けます。
ネジを締め終わったら本体を寝かせ、左右のツメに注意して裏蓋を置きます。
そして右手で本体を押さえ、左手で裏蓋を奥方向に押してロックします。
表に起こして終了。
修理完了。
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